江別すずらん病院からのお知らせ

『認知症疾患医療センター』の指定を受けました!

江別すずらん病院は、平成26年7月16日付で『認知症疾患医療センター』の指定を受けました。今後、当院は『認知症疾患医療センター』として、鑑別診断など専門的な医療の提供のほか、地域の「かかりつけ医」、地域包括支援センター、介護サービス事業者、行政機関等と連携を図りながら、認知症患者の方が、住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域の認知症疾患の保健医療水準の向上を図ることを目的としてより一層の活動したいと考えています。

1.『認知症疾患医療センター』とは

『認知症疾患医療センター』は、認知症医療の体制整備のために地域ごとに都道府県が指定するものです。

【認知症疾患医療センターに係る概念図】

2.『認知症疾患医療センター』の主な活動とは

『認知症疾患医療センター』の主な活動には以下のものがあります。
(詳しくは北海道厚生局ホームページ http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/Seishin/Ninchi_Center.htm を参照ください。)

【認知症疾患医療センターの主な活動】

3.医療関係者の皆様へ

『認知症疾患医療センター』との医療連携に際して算定できる項目は以下のとおりです。

(1)医療機関が認知症疑いの患者を『認知症疾患医療センター』に紹介するとき
   ⇒診療情報提供料(Ⅰ)250点+認知症専門医療機関連携加算100点=350点

(2)『認知症疾患医療センター』から逆紹介の後、『認知症疾患医療センター』から交付された
  「認知症療養計画」に基づき治療管理を行い診療情報を文書*1により患者に提供したとき
   ⇒認知症療養指導料350点(月1回6月まで)*2

 

  *1 逆紹介時に当院にて『オレンジ手帳』を発行いたします。逆紹介後の診療時にご活用ください。
  *2 対象は通院患者及び療養病棟入院中の患者です。

(3)医療機関が認知症の急性増悪につき『認知症疾患医療センター』に紹介するとき
   ⇒診療情報提供料(Ⅰ)250点+認知症専門医療機関連携加算50点=300点

【受診の流れと算定項目】