病院案内

ごあいさつ

当院は『美唄メンタルクリニック』として平成18年に開設して以来、地域に根差した医療を目標としてきました。平成23年春からは美唄駅前に移転し食事提供も可能なデイケア設備を併設、平成24年春からは法人母体である江別すずらん病院の美唄の窓口として、入院や専門療法のご相談にも応じる取り組みをして参りました。その中で少しずつ街のみなさんに当院を認知して頂けたことを、とても有難く感じております。 開設10年目を一つの節目に『美唄すずらんクリニック』と改名し、よりみなさんのお役にたてるよう職員一同成長していきたい所存です。

これからもこの街で、みなさんの身近な「こころ」の医療を行ないたいと思っています。

平成28年6月

医療法人 風のすずらん会
理事長 伊藤 正敏

理念

理念/自分が相手に感謝されることより、自分が相手に感謝できる医療を

自分が相手に感謝されることより、自分が相手に感謝できる医療を


患者さんに向き合う時、私たちはいつもこの理念を心がけています。
サービスとは、相手の望むことを受け負い相手に喜んでもらうことです。医療においても、患者さんの要望に応え満足して頂くことは大切なことです。ですからスタッフが患者さんに感謝されることは、治療がうまくいっている大きな指標となります。
ところが心の医療においては、感謝されているからといって必ずしも良い治療ができていない場合があるのです。

私たちの使命は、患者さんの回復を手助けすることに尽きます。治療の中で、患者さんやご家族が病院に望んでくださることは色々ありますが、それら全てに応えることが患者さんの回復に繋がるとは限りません。心の医療では時に優しさや手厚さが仇となり、患者さんの回復を妨げてしまうことがあるのです。スタッフが感謝されることばかりに気を取られ、患者さんの力を奪い、病院や薬に依存させてしまうことがあるのです。

では心の医療において、良い治療ができている指標はどこにあるのか。
私たちの見つけた一つの答え、それが患者さんへの感謝の気持ちです。自分の中に相手への感謝が生まれている時、それは患者さんと二人三脚で治療に当たれている時であり、その人が持っているあたたかい人間性が回復してきている時でもあります。
患者さんに感謝してもらえるのはもちろん私たち医療者にとってとても有難いこと。それでも患者さんの真の回復のためにはそれに酔っていてはいけない時もある。その思いで、私たちはこの理念を掲げました。
患者さんだけでなく、ご家族や関係機関、そして同僚スタッフに自分が感謝できる心の医療を私たちは目指します。

患者さんの人生は当然患者さんの物です。何が幸福かを決めるのは患者さん本人です。もしあなたの掴みたい幸福が回復の先にあるものなら、ぜひお手伝いをさせてください。

平成28年6月

美唄すずらんクリニック スタッフ一同

診療科目

心療内科・精神科・内科

沿革

平成18年12月、医療法人倫生会美唄病院のサテライトクリニックとして美唄市街地に開院。
平成19年訪問看護や精神科デイナイトケアを美唄病院と連携しながら開始。また10月より依存症自助グループ「美唄ささえあいの会」を院内で開始。
平成20年美唄病院における入院患者様の退院・社会復帰支援に外来窓口としてともに取組む。
平成21年法人立て直しのため一度デイケア・デイナイトケアを美唄病院に集約。
平成23年5月、美唄駅前に移転。専門設備も併設し精神科デイケア・デイナイトケアを美唄病院より移設し再開。それにより入院患者様の退院・社会復帰支援をさらに強化。。
平成24年4月、母体である美唄病院が移転し江別すずらん病院となったことに付随し法人名を「風のすずらん会」に改める。
5月、「美唄ささえあいの会」を終了し次なるステップとして依存症専門リハビリテーション「アディクションカレッジ」を開校。
平成27年10月、美唄すずらんクリニックに改称。

スタッフ

医師・看護師・精神保健福祉士(相談員)・作業療法士・栄養士・心理士・デイケア指導員・医療事務・調理師・その他必要に応じて母体である江別すずらん病院のスタッフとも連携しております。

当院の取り組み

  1. スタッフのスキルアップを目指す

    それぞれに専門性を持った医療スタッフでありますが、ただ1つの役割に固執するのではなく心の医療従事者として1人のスタッフが様々な経験をつみスキルアップしていくことを目指しています。特にコメディカルスタッフにおいてはデイケア・訪問看護・外来業務など多くのスキルを磨いていけるように心掛けています。また月1回ほどの頻度で医師主催による院内勉強会も行なっています。

  2. カンファレンス

    心の医療においては患者様の症状の解釈や医療方針をめぐってスタッフの見解が分かれることがあります。その様なときには医師あるいは地域医療課長召集のもとカンファレンスを行い、各スタッフの情報や見解を共有してよりよい治療方針をみんなで考えていきます。

  3. 退院・社会復帰支援

    特に精神科においては入院が年単位の長期に及んでしまうことがあり、そのようなとき退院はご本人の不安の大きさに加え住居など生活環境の確保の困難さがおおきな弊害となります。当医院ではいくつかの治療を組み合わせることで患者様の退院後の生活における不安を軽減し、また当院の取り組みにご理解くださる大家さんとも連携して住居確保も支援しています。以下はある患者様の1週間の治療スケジュールです。このように退院当初の患者様に密に支援していくことで、長期入院後の退院・社会復帰を応援して行きます。

    デイナイトケア訪問看護デイナイトケア通院精神療法デイナイトケア
  4. 健康的な食事提供

    身体だけでなく心の健康においてもおいしく食事をとるということはとても大切なことです。当院ではデイケア・デイナイトケアにおける食事提供を施設内の厨房にて行い、常勤の栄養士が実際に患者様と触れ合いながら栄養計算を行なっております。前述の退院・社会復帰支援においてもデイケアにおける健康的な食事提供は大きな役割を担っています。

  5. 江別すずらん病院との連携

    平成24年4月からは当院の母体である江別すずらん病院との連携を心がけています。たとえば江別すずらん病院で行なわれている物忘れ外来・思春期外来といった専門外来との連携、通院中の患者様に入院が必要になったときの入院の段取りなどです。美唄病院移転後の街の入院相談の窓口としてがんばっていきたいと思っています。

デイケア

当クリニックでは日中の一定時間をスタッフやメンバーと過ごし、一緒に活動したり食事したりすることでこころを元気にしていく治療法、デイケアを行っています。

» デイケアの概要について

アクセス

医療法人 風のすずらん会 美唄すずらんクリニック
〒072-0012 美唄市東1条南2丁目1-12
電話:0126-66-1234