看護部案内

看護部長ごあいさつ

 昨年、6月に日本看護協会から「2025年に向けた看護の挑戦=看護の将来ビジョン=いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護」と題した冊子が出されました。危険的な「少子高齢化の進展」「超高齢多死社会」「医療提供の場の多様化」「量から質の向上」「倫理問題や財政問題」等々により医療環境が大きく変化するとし、また、医療と両輪の関係である看護・介護についてもそのあり方について提言がなされていました。その中で看護部では昨年より「看護とは」と言った看護の根本を問うことで「なされた看護が看護であったのかどうかを看護の視点でとらえ」ナイチンゲールの看護の見方や実践力を学んでいます。ちなみに昨年の看護部目標は、患者さんの力を引き出す「みて、触れて。考える」としました。また、時代がどのように変化してもそれに対応できる看護実践の方向として、今年度も継続してナイチンゲールの考え方を軸に、「看護とは、人間が営む生活そのものに焦点を当て、その生活がその人の生命力を消耗させないように整えていく援助活動である」とした視点で、「病を抱えながら生活する患者とその家族を対象」に生活過程」への援助を重視した支援を基本に、患者さんとご家族の心に寄り添い、支える看護を行いたいと考えております。よろしくお願いいたします。

看護部長  梅本鉄男

看護部顧問ごあいさつ

 この病院に来て2年目となりました。教育を中心に、全体業務の調整を行う仕事を担当させて頂いております。

 私はナイチンゲール看護論を判断根拠の拠り所として、よりよい看護を目指す自主研究会である看護科学研究学会の会員として学習し、これまでは看護教育の現場におりました。定年退職を機に自分の看護師の原点だった精神科に戻りました。これまでの学習を現場で活かすことが次のステップと考えたからです。
 今年は看護部目標に「ナイチンゲールの看護の考え方を浸透させる」と入れましたので、それが実現するように、直接的、間接的に刺激しサポートしていこうと思っています。

看護部顧問 藤崎こずえ

看護部理念・方針

【看護部理念】

豊かな心と感性で、安全で安らぎのある看護を提供し、
人々の心身の健康とその人らしい生活の実現に寄与します

【看護部 方針】

  1. 人間尊重の基本理念のもと一人ひとりに応じた看護を行います
  2. 人と人との関係を大切にし、対話と誠意ある看護を行います
  3. 多職種や地域との連携を図り、チーム医療を推進します
  4. 最善の看護が提供できるように、教育・研修・研究活動に取り組みます
  5. 専門職としての役割を自覚し、誇りとやりがいのある職場づくりに努めます

【平成28年度 看護部目標】

  1. 患者の回復を支援する為の情報交換を病棟内、病棟間、他職種間で確実に行い、かつ、病棟間で共通する業務の改善を行うことで患者の心に寄り添う看護を実践する
  2. 患者が「健康で、その人らしい生活」が実現できるように、ナイチンゲール看護の考え方を浸透させる
  3. 各自の(ラダーレベル)等級で求められる看護・介護技術の習熟をめざし、各部署の特徴に応じた活用が図れる

看護部 組織図

看護部 組織図

看護部 各部署紹介

■外来部門

精神科外来の患者様には自分の意志で受診される方の他、自分では病気だと思っていなくても家族が困ったり、心配したりして連れてこられて受診したりする人もいます。また、精神的だけでなはなく身体的な合併症を持って受診される方もいます。病気と上手く付き合いながら、その人なりの生活を維持していくためには、医療の継続と周りのサポートが必要です。安心して外来受診ができるよう外来環境を整え医療が継続できるようサポートしていくことが外来看護師の大切な役割だと思います。私たちは日々、「優しい外来、安心していただける外来」を心掛け、患者様・ご家族に寄り添得るよう努めています。また、当院の外来では、精神科訪問看護を行っており、退院後で病状が不安定な患者様や長期通院患者様の疾病コントロール、生活能力の維持・向上、社会生活の維持・社会参加への促進援助を行い、安心してご自宅生活が送れるよう、認知症デイケア・精神デイケア・関連部署と関わりながら連携を図っています。

〈外来の特徴〉
当院の外来には「もの忘れ」「思春期」の専門外来があるほか、外来で作業療法が行える「外来作業療法」の導入や、復職支援として「リワーク外来」などもあります。患者層は気分障害や器質性精神障害の患者様が多く新患の割合では半数を占めています。

看護副部長 兼 外来課長 中野直美

■2階精神急性期治療病棟〈アザレア〉

2階アザレア病棟は精神科急性期病棟です。
統合失調症、感情障害、うつ病、アルコール依存症、認知症など精神疾患全般で、急性期症状を呈し、自傷他害の恐れのある患者様、身体合併症を有する患者様を受け入れています。入院形態に対応し、急性期の患者様に対応するため、男性スタッフを多く配置しています。
入退院を繰り返す患者様もおり、様々な回復過程を呈し入院が長期化する場合や認知症で症状が落ち着いた場合は療養病棟、認知症病棟に移っていただき治療を継続します。

2階病棟課長 綿谷ゆみ子

■3階精神療養病棟〈ライラック〉

3階病棟は精神科療養病棟になっております。
精神科療養病棟では、病気の症状と上手く付き合いながら、社会生活を送るためのお手伝いをさせていただいております。整理整頓の仕方、洗濯、買い物を含めたお小遣いのやりくりやコミュニケーションの練習をしたり、園芸や農作業にも取り組んでおります。時には花見やパークゴルフ、博物館への見学なども行っております。
日々、患者様から多くのことを教えていただきながら、患者様と共に歩んでおります。

3階病棟課長 今川菜美子

■4階精神一般病棟〈カメリア〉

4階カメリア病棟は、精神一般病棟です。
認知症の患者様の数は、高齢化とともに増加傾向にあります。
ご家族や地域の見守りで過ごされている方も多くいらっしゃいますが、認知症の症状が強くなると、ご本人の負担に加え、介護の負担も大きくなっていきます。そのような時は、お薬や環境を調整することで、症状を改善することができます。また、認知症に加え、内科的疾患がある場合は、当病棟で対応させていただいております。医師の指示のもと、精神保健福祉士や作業療法士、管理栄養士と連携をとり、患者様一人ひとりに合わせたケア、環境調整を提供させて頂いております。ご相談などがあれば、いつでも声をお掛け下さい。

4階病棟課長 荒谷洋美

■5階認知症治療病棟〈メープル〉

5階認知症疾患治療病棟の紹介です。
60床のベッド数です。
看護師18名、ヘルパー13名で患者様の環境調整をさせていただいています。
患者様の快適な療養環境作りに日夜奮闘しています!!

5階病棟課長 加藤博己

■医療安全部門

〈活動内容〉
医療の質と安全の確保は、医療機関が最優先に取り組み続ける課題であり、医療安全管理体制の構築が重要になります。
「医療安全管理部門」が平成27年9月より設置され、更なる安全対策を展開しております。

  1. 各部門における医療安全対策の実施状況の評価に基づき、医療安全確保のための業務改善計画書を作成し、それに基づく医療安全対策の実践状況及び評価結果うぃ記録する。
    • 提出されたインシデント(ヒヤリ・ハット)の今後の対策、集計されたインシデントから評価結果を記録する。
  2. 医療安全管理対策委員との連携状況、院内研修の実績、患者等の相談件数および相談内容相談後の取り扱い、その他の医療安全管理者の活動実績を記録する。
    • 議事案、議事録に沿った安全管理報告を行い対策、協議決定し結果を記録保存する。
  3. 医療安全対策に係る取組みの評価を行うカンファレンスを開催する。
    • 毎週月曜日の午後より、医療安全管理部門構成員にて開催する。
    • 構成員には、院長の他、看護部、薬剤部、診療技術部、事務部の責任を含むものとする。
    • 上記の他、必要に応じて医療安全管理委員会の構成員等に参加を依頼する。
    • 議事案・議事録に沿った安全管理報告を行い対策を協議する。

医療安全課長 田中昭男