デイケア活動日誌

2021年07月『希望のワクチン』

 いよいよ今月から当クリニックでも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。そんなわけで7月6日(火)のこころの保健室ではワクチンについてのお勉強。正直、免疫学の知識は学生時代で止まっているし、それすら精神科医になってからはほとんど使っていないので怪しいことこの上ない。デイケアのみんなにお伝えするからには、僕自身がちゃんとワクチンの仕組みや効果について理解しておかねばならない。特に今回のメッセンジャーRNAワクチンは、これまでになかった新しい方式で抗体を作るのだから。久しぶりに免疫機構について復習してから当日の勉強会に望んだ。

 自然免疫と獲得免疫、ジェンナー先生が天然痘に対して考案した世界初のワクチン、この度一足先に接種したスタッフの体験談など、ワクチンについてみんなで学んだ。
 性能が良いのは間違いないが、やっぱり新しいワクチンということで不安も大きいのがみんなの正直なところだった。だからしっかり知識を得た上で、受ける・受けないは一人一人が決めてくれたらいい。大切なのは、受ける人も受けない人もお互いを批判したり脅かしたりしないこと。人にはそれぞれの事情がある。それぞれが自分でできる感染対策をしっかりやること、それでよいのだから。

 ちなみに7月20日(火)のこころの保健室では熱中症のお勉強。これも年々北海道でも深刻になっている問題。感染対策だけじゃなく、しっかり熱中症対策もしていきましょう。本当に、気をつけることだらけで大変ですね。

 通所頻度を減らしてもらったり、いつものプログラムができなかったり、デイケアのみんなにはたくさん負担をかけている。コロナが終わったらぜひ盛大なパーティをやろうぜ!

(文:福場将太)

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