すずらん広報倶楽部

すずらん広報倶楽部2015年02月 コラム『冬に生まれる小さないのち~ゆるキャラの作り方~』

前回の取材からホームページの運営管理を担当する「すずらん広報倶楽部」に新たに加わった今川記者が、ある日筆者に話しかけてきました。

今川:当院のホームページに「ゆるキャラ」ってできないんですか?

加藤:いやまあ…作ろうと思えば作れるかもしれないですけど…必要ですか?

今川:ホームページで動いたりしたら面白くないですか?

加藤:いや…そこまでできるか分からないんですけど…必要ですか?

今川:先日、看護関係の勉強会に参加してきたのですが、そこで「ゆるキャラ」を作るとホームページのアクセス数が上がるというような話が…云々(その後3分ほどしゃべっていましたが内容は頭に入ってこなかったので省略します)。

ゆるキャラの作り方

【今川記者】
真面目な提案です。というか私、いつも真面目ですよ。加藤さんと違うんですから。

加藤:…つまり…結構真剣な提案だということですね。…ではやってみますか。

~というわけで、「ゆるキャラ」の制作(?)に取り掛かります~

1)まずは「七吉どん(当法人イラストレーター)」に「ゆるキャラ」案の制作を依頼しました。すると数日の間にいくつもの案が出来上がりました。

ゆるキャラの作り方

【例えばこんなイラスト①】
すずらんのお姫様をイメージしたイラストですね。王道な感じがします。

ゆるキャラの作り方

【例えばこんなイラスト②】
江別の名産「レンガ」をイメージしたイラストです。なんだか気難しそうですね。

ゆるキャラの作り方

【例えばこんなイラスト③】
筆者の強い要望により「ブラックベリー」をイメージしたイラストも作ってくれましたが…いや、これは…ダメかも。

2)これらイラスト案をもとに「すずらん広報倶楽部」でミーティングを行います。結果、まずは病院の名前でもある「すずらん」をイメージしたゆるキャラから決めようという話になりました。決定方法は…全職員を巻き込んでの「投票」です。

ゆるキャラの作り方

【手作りです】
これらを候補のイラストと共に、ホワイトボードの全面に貼りました。投票箱は外れないようガムテープでホワイトボードにがっちりと貼りましたが、それは後日几帳面な総務課によりはがされていました。

3)気になる候補は…当初、以下の6つでした。

ゆるキャラの作り方

【候補①】
すずらん丸出し、シンプルなデザインです。配色を間違えるとタコになりますが。

ゆるキャラの作り方

【候補②】
森の妖精といったイメージでしょうか?帽子の中身も気になります。

ゆるキャラの作り方

【候補③】
すずレンジャーですかね。そういえば、シャト○ーゼにも似たようなのいます…よね?

ゆるキャラの作り方

【候補④】
先ほども紹介したすず姫たちです。だ○ごのイメージがあるからか、兄弟姉妹は全て3人組ですね。

ゆるキャラの作り方

【候補⑤】
異生物ですね。真ん中は明らかに、海のあの生き物はないかと思いますが。

ゆるキャラの作り方

【候補?⑥】
江別市イメージキャラクターの「えべ○ュンの生き物」ですね。人気を比較するために投票に混ぜてみましたが、これが選ばれるとかなり困った事態になります。

4)そして投票開始です。投票期間を1か月ほど設けましたが当初投票する人はあまりあらわれず…「こりゃスベったか?」と思っていたその時に、予想外の提案がありました。

ゆるキャラの作り方

~という訳で急遽参戦した薬剤部長のイラストは以下2つ。計8案の競争となりました~

ゆるキャラの作り方

【候補⑦】
立候補するだけあってかなりのクオリティーです。「毒舌キャラ」という設定らしいですが…ドクロの水筒ってどうなんでしょうか…(海賊?)。

ゆるキャラの作り方

【候補⑧】
作者の身体のどこからこんなに愛らしいキャラが生まれるのか、今もって謎です。個人的には、この切ない表情が好きです。ポケ○ンみたいなので子供受けもよさそうですがどうでしょう?

そして投票期間終了…第一位は?得票数は??…。

* * *

という訳で何とか開票までたどり着きました。気になる結果は、テレビの「当選者は商品の発送をもって…」ではないですが、近い将来、イメージキャラクターをホームページ上で紹介する際に併せてご報告したいと思います!皆さんも『どの候補が何票獲得したか』予想してみてください(ちなみに、当病院の職員数は約170名)。斯うご期待!

(文・写真:すずらん広報倶楽部)

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