コラム

コラム2018年04月「お薬手帳カバー販売会 ~番外編~」

お薬手帳って何で必要なの?
お薬手帳カバーってどうやって作ったの?

などなど……

ちょっとした疑問に勝手にお答えしちゃいました!!

疑問その1

お薬手帳ってなんで必要なの??

複数の病院などから処方されたお薬や、他の薬局で購入したお薬などを同時に服用すると「飲み合わせ」や「薬の重複」などにより思わぬ副作用を起こすことがあります。
これを防ぐために『お薬手帳』を使います。
また、災害時や旅先での急病やケガでかかりつけの病院や薬局に行けない場合も『お薬手帳』があれば一目でお薬の内容がわかります。

疑問その2

お薬手帳ってどういう時に使うの??

  • 病院・医院・歯科医院・薬局に行くとき
  • 入院するとき
  • 薬局・薬店などでお薬を買うとき
  • 急に具合が悪くなったとき

こんなときに役立ちます!医師・薬剤師に提示して下さい。

疑問その3

いつも同じ薬しか飲まないけどお薬手帳って必要なの??

同じお薬を継続して服用していることを記録しておけば、他の医療機関を受診するときや、薬局でお薬を購入するときなどに「いつものお薬と一緒に飲んで良いか」をチェックしてもらえます。

疑問その4

お薬手帳カバーってどうやって作ったの??

革製のものは病棟の患者様が、布製のものは精神デイケアの患者様が作成しました。

お薬手帳カバー販売会

精神デイケアでの作業の様子

厚紙に専用のノリで布や飾りをつけます。
使う布や飾りは患者様自身が選びました。センスが光るものがたくさん☆

                           

お薬手帳カバー販売会

病棟での作業の様子

木の葉などの模様は刻印という道具を木槌で打ち付けてつけてます。色も患者様の好きな色を塗っています。
長く使っていく程味わい深さがでてきますよ!

                           

次回はどんな新作ができるのか楽しみですね!

疑問その5

作業療法ってなあに??

作業療法はリハビリテーションのひとつです。

  • 少しずつ出来ることを増やしたい
  • 出かける習慣や体力をつけたい
  • 他者と一緒に過ごすことになれていきたい
  • 日中出来ることを見つけたい

など、参加する目的に合わせた作業活動(手仕事、運動、遊びなど)を利用して、心とからだの回復を助け、自分らしい生活を取り戻すためのお手伝いをしています。

外来作業療法を行っているので、ぜひ一度参加してみて下さい!!

実施日時:毎週月・木曜日 午後2時~午後4時
※祝日はお休み。遅れてのご参加早めの帰宅も可能です。

プログラム内容:手工芸(革細工、かご作り、アイロンビーズ、編み物など)

実施場所:6階 機能回復訓練室
※実施時間外は入室できませんのでご注意下さい。
費用:外来診療と同じ扱いになりますので、各種医療保険により医療費の一部負担でご利用できます。

  • ※その他の診療を受け、検査、投薬などを受けた場合は、別途一部負担があります。
  • ※自立支援医療制度のご利用など、自己負担が減免される制度もありますので、事務等にご相談下さい。

疑問その6

今回以外に販売活動ってしてないの?

お薬手帳カバーの販売会は今後も半年に一度のペースで行わせていただきます。
開催時期が近づいた頃に院内掲示やコラム等でお知らせします。

また、当院で行われている夏祭りや秋の健康相談会、市立病院で行われているバザーなどでは精神デイケアや病棟の患者様が作ったものを出店しています。
インテリアにも収納にも役立つカゴや色鮮やかなキーホルダー、革製品などさまざまなものが出店されていますので、みなさん是非足をお運びください。

(文責 薬剤部 小野寺)

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